2017-11

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第18話 『ウサギの反省会』

 1番ヘコんでいたのはケンだった。
 試合の後、みんなでメシでも行くかってことでファミレスに、親睦会と反省会。ホントは初勝利で祝いたかったんだけどね。
 「ホントすいません…」ケンに何度も謝られて、アタルは苦笑いだった。気にするなって言われてもケンはヘコんだまま、自分のミスが失点につながった事が相当堪えたらしい。
 「アレだろ?アタルにムカついてぶつけたんだろ?」カメがそう言って落ち込むケンをからかった。
 「いや~、そんなことないですからねアタルさん!自分、アタルさん大好きですから…ライン上げようってセリフとかホント好きだし…」確かに試合中、アタルがライン上げようって言うとケンは笑顔で走り出す。それを思い出してみんな大笑い。大好きって言われてアタルはちょっと照れた顔。
 「攻めてるときにしっかり点を取ってればな、勝てた試合だったのにな…」攻撃陣も反省でいっぱいだった。攻め込んでた時間帯にあと1点でも取れてれば結果は違っただハズ。俺自身も決めなきゃならないようなシュートを何本か外したし…よっPもタクちゃんもケイタも、自分が決めてればって、そんな表情。
 どう攻めるか?どう守るか?ご飯を食べながら10人全員で話し合った。カバンの中からホワイトボードを取り出して、それぞれに思ったことを言い合って。
 「ちょっといいですか…中盤からの展開なんですけど…」普段、無口でほとんど喋らないタクちゃんが身を乗り出して話し始めたので、みんなビックリしてタクちゃんに注目した。よっPは嬉しそうにニヤニヤと俺の方を見た。たぶんお互い同じ気持ち。
 「中盤でキープしてタメを作ることですよね、前に前に急がないで、速攻だけじゃなくて攻撃をしっかり組み立てないとダメですよね」誰もがそれに頷いた。
 アズレプの攻めは前線にロングボールを蹴りこむか、サイドのドリブル突破しか今のところパターンが無い。中盤は相手に支配されっぱなし、やられたい放題。
 次の試合に向けての課題は見えた。サッカーの話以外にも、くだらない話を長々としてから解散。帰り際によっPが俺に言った。
 「なんか楽しいね」
 「最高にね」俺は同じ笑顔で頷いた。



★これからのアズレプに応援のコメントよろしくです!★
☆次回 第19話『真昼間の河川敷』9/26UP予定☆
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Author:K・J・TAKE
実話から生まれた物語。
色んな奴らが集まって誕生したサッカーチーム『アズレプ』の愛と感動?の日々。

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